まず、 のときは のときに が最小となる。
以下では のときについて考える。
とする。
このとき式変形すると、 となる。
が固定されているとき、 であるから、 がとりうる最小の となる。
また、 であることから、
を最小化すればよい。
平方分割
が同じものについては が小さいほうが が小さくなる。
よって、 の取りうるすべての値について の値を求めて、最小値を得る。
のとき
通りについて、 を求める。
このとき、 であるから、 のとりうる値は高々 通りである。
したがって、 について、 となる最小の を求めることで、 を求めることができる。
( より、 が最小となる。)
以上のように、平方分割を利用することにより、 で各テストケースの答えを求めることができる。
別解(?)
上と同じような考察より、 の をそれぞれ で決めうちして の値を求める。
こちらの解法の方が、上の解法をそのまま実装するよりもシンプルに実装することができた。